Vol.39 11月30日 宮田 諭 選手 ABA Ontario Warriors入団!

去シーズンには田臥勇太選手もプレーをしていたABA。今年も数名の日本人選手がLong Beach JAM、Orange County Crush、そしてOntario Warriorsとカリフォルニアにあるチームを中心にトライアウトを受けた。

写真はOrange County Crushのトライアウト風景。去年Long Beach JAMのヘッドコーチEarl CuretonとアシスタントのCorey GainesがそのままCrushのコーチングスタッフに就任したということで今年のCrushは去年のJAM色が濃くなりそう。

この日のトライアウトには2名の日本人選手が参加。
一人は以前のNBAレポートでも登場した東京エクセレンス所属で178cmのPG 宮田諭選手(26)。「早稲田のバスケットボール部でプレーしたいから」という理由で早稲田大学理工学部に一般入学した宮田選手は4年生時には副主将を務めた。大学を卒業しNECに入社してからも、東京のクラブチーム・エクセレンスでバスケットを続けていたサラリーマンプレイヤー。そんな彼が今年の夏「NBAでプレーするためアメリカに挑戦したい」という理由からNECに退職届けを出して、不安定なこの真剣勝負の世界に飛び込んできた。

トライアウトといっても、ストレッチをしてウォームアップをしてピックアップゲームをする程度。その限られた時間内にどれだけアピールできるかが勝負です。
出番を待つ宮田選手。
右腕のキズはプレー中にできた引っかきキズ。
ピックアップゲームを前に目薬を指して準備を整える。

いよいよ出番。コートの上ではCoolな表情に変わる宮田選手。

トライアウトでのピックアップゲームということで、参加選手のチームワークは最低。そんな中、スティールからの速攻や鋭いパスを決めるなど、限られたチャンスの中で自分がやるべくことをアピールすることができた。
宮田選手が着用しているのは『k1x League Uniform Set』。アメリカ人プレイヤーからも話しかけられ話題になったとか。シューズはずっと愛用しているAsics。

もう一人、日本では『がんちゃん』のニックネームでお馴染み、元トヨタ自動車の阿部理選手もトライアウトに参加していました。阿部選手はPFの選手ですが、アメリカ人と一緒にプレーしていてもその存在感は負けていませんでした。

この日を終えて宮田選手はみごとに次のラウンドへの切符をGET。阿部選手はこの日は残念な結果に終わったものの、これからもアメリカで挑戦していく模様。現在足の怪我のために療養中。頑張ってもらいたいですね。

宮田選手はそのあと行われたロサンゼルス近郊の街 Ontarioにできた新チーム Warriorsのトライアウトにも参加。当時のヘッドコーチはWNBAでもヘッドコーチをしていた Eric Cooper氏。宮田選手はコーチから高評価を受け、トレーニングキャンプでのロースター入りを約束されることとなる。

ABAとはいえ、その生き残り競争はかなり熾烈です。また、ABAリーグ内では一度決めたチームから自由に他のABAチームに移る自由がなく、シーズン前のこの時期に何処のチームにコミット(身をゆだねる)かは今シーズンの行方を占う意味でもとても重要。Crushのコーチ陣に魅力を感じたものの、Warriorsからとても良い評価を受けた宮田選手は、チームに残りABAでプレーすることを最優先に考えOntario Warriorsのトレーニングキャンプに参加する決断をした。

その後すでに日本でもニュースになりましたが、宮田選手は厳しいトライアウトを勝ち抜き正式にWarriorsの一員となることができた。「目標はあくまでもNBA」と言い切る宮田選手をこれからも追いかけて行きたい。


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